防護標章制度について


防護標章制度の趣旨


防護標章登録制度は、商標権の禁止権の範囲を超えて出所の混同を生じるおそれがある場合に、禁止権を指定商品・指定役務と非類似の範囲にまで拡大することにより、出所混同を防止し著名登録商標に係る商標権者の業務上の信用を確保するために設立された制度です。

防護標章制度の要件


@ 商標権者の登録商標が需要者に広く認識されていること(著名であることが必要です)
A 他人が指定商品等と非類似の商品等に登録商標を使用することで、混同を生じるおそれがあること
B 混同を生じるおそれがある商品等について、登録商標と同一の標章の登録出願をすること

防護標章登録の更新について


通常の商標登録についての更新は、更新の申請により行い、審査をされることなく更新の登録がされます。商標法条約の要請により、更新時の審査を禁止されていることに基づくものです。これに対し防護標章登録についての更新は、更新の出願により行います。 防護標章登録については、申請制度の留保が可能であり、著名商標の保護強化の観点から、申請ではなく出願として64条の要件が判断されます。

更新の時期については、存続期間満了前6月から満了の日までに出願する必要があります。ただし、この期間に出願できなかったことに正当な理由がある場合には、その理由がなくなった日から2月以内でその期間の経過後6月以内に更新登録出願をすることができます。


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