登録の必要性


商標法は先願主義を採用しています。
先願主義とは、最先に商標登録出願を行った者に商標権を与えるという主義です。
同じ商標を使っている、または使いたいと思っている者が二人いた場合、
「どちらが先に使い始めたか?」(使用主義)ではなく
「どちらが先に特許庁に出願したか?」
によって商標権を与えるということです。
登録をせずに商標を使用していた場合、後から他人にその商標について商標登録出願をされ、その他人が商標権を得てしまえば、もうその商標は使えなくなってしまうということです。
使用していた商標が使えなくなることを避けるためにも、商標は適切に登録しておくべきです。

独占権と排他権


商標権者は、自己の商標を指定商品・役務について独占的に使用できます(25条)。
商標権者は、他人が自己の商標を指定商品等に使用している場合、または似たような商標を指定商品等に使用している場合などには、使用の差止め(36条)や損害賠償請求などを行うことができます。その他にも不当利得返還請求権や信用回復の処置などの権利行使をすることも可能です。

使用許諾


商標権者は、自己の商標権について他人に専用使用権を設定したり、通常使用権を許諾したりすることにより実施料金を得ることが可能です。

登録について

商標の知識